Enterprise Grid オーガナイゼーションに ID プロバイダグループを連携させる

Slack では、ID プロバイダ (IDP) のグループを Enterprise Grid オーガナイゼーション内のワークスペースおよびチャンネルに同期させることで、大規模な Slack 管理も簡単に行うことができます。お使いの IDP がグループの同期に対応していない場合には、 SCIM API を使って手動で同期することができます。ただし、IDP グループの変更は IDP 経由でのみ可能です。


この機能でできること

  • ワークスペースを連携させ、オーガナイゼーション内のワークスペースに対して IDP グループのメンバーの追加や削除を自動的に行います。特定のワークスペースでメンバーシップを必須とすると、IDP グループのメンバー全員をワークスペースのメンバーのままにすることができます。
  • チャンネルを接続し、オーガナイゼーション内のチャンネルに IDP グループのメンバーを自動的に追加します。チャンネルはパブリックとプライベートのどちらにも設定でき、外部のオーガナイゼーションと共有できますが、チャンネルを IDP グループに接続するためには、必須のワークスペースからアクセスできる必要があります。

注 : IDP グループをチャンネルに接続するには、チャンネル管理権限が必要です。


ワークスペースを連携させる

OrG オーナーおよび OrG 管理者は IDP グループを使ってワークスペースでのメンバーの追加や削除を自動で行うことができます。ワークスペースと IDP グループを連携しても、すでにワークスペースに参加しているメンバーには影響がありません。メンバーを IDP グループから外した場合、必須ワークスペースからのみ外されます。

接続

連携解除

ワークスペースを連携させる

  1. デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
  2. 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
  3. 左サイドバーの「メンバーディレクトリ」をクリックし、[IDP name]「グループ」を選択します。
  4. IDP グループを検索して選択します。
  5. 「ワークスペースを連携させる」をクリックし、連携させたい各ワークスペースの横にあるボックスにチェックを入れます。ワークスペースを検索して、結果をフィルタリングできます。
  6. 「次へ」をクリックします。
  7. ワークスペースのメンバーシップを必須とするには、「すべてのワークスペースを必須とする」または個々のワークスペースの横にあるトグルボタンをクリックします。
  8. 「ワークスペースを連携させる」をクリックします。

注 :ワークスペースのメンバーシップが必要な場合には、メンバーは自身のアカウントを解除することはできません。


ワークスペースのメンバーシップを必須とする

Org オーナーと Org 管理者は、IDP グループのすべてのメンバーに、いつでもワークスペースのメンバーシップを必須にすることができます。

  1. デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
  2. 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
  3. 左サイドバーの「メンバーディレクトリ」をクリックし、[IDP name]「グループ」を選択します。
  4. IDP グループを検索して選択します。
  5. 「ワークスペース」タブをクリックします。
  6. 編集したいワークスペースの横にある   (3 つのドットアイコン) をクリックします。
  7. 「メンバーシップを必須とする」をクリックします。

ワークスペースの連携を解除する

警告 :  ワークスペースから IDP グループの連携を解除すると、そのグループのメンバー全員がワークスペースから自動で削除されます。

  1. デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
  2. 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
  3. 左サイドバーの「メンバーディレクトリ」をクリックし、[IDP name]「グループ」を選択します。
  4. IDP グループを検索して選択します。
  5. 「ワークスペース」タブをクリックします。
  6. 連携を解除したいワークスペースの横にある   (3 つのドットアイコン) をクリックします。
  7. 「ワークスペースの接続を解除する」をクリックします。

 

チャンネルを接続する

注 :チャンネルはパブリックとプライベートのどちらにも設定でき、外部のオーガナイゼーションと共有できますが、チャンネルを IDP グループに接続するには、それが OrG 全体のマルチワークスペースチャンネルであるか、必須のワークスペースからアクセス可能なチャンネルでなければなりません。

Org オーナーおよび Org 管理者は、IDP グループをチャンネルに接続して、メンバーを自動的にチャンネルに追加することができます。これらは、IDP グループの全メンバーのデフォルトのチャンネルになりますが、必要に応じてこれらのチャンネルからいつでも退出することができます。

接続

連携解除

チャンネルを接続する

  1. デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
  2. 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
  3. 左サイドバーの「メンバーディレクトリ」をクリックし、[IDP name]「グループ」を選択します。
  4. IDP グループを検索して選択します。
  5. 「チャンネルを接続する」をクリックして、接続したい各チャンネルの横にあるボックスにチェックを入れます(最大 100 件)。名前またはワークスペースに基づいてチャンネルを検索し、結果をフィルタリングできます。 
  6. 「接続」をクリックします。

チャンネルの接続を解除する

  1. デスクトップのサイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
  2. 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
  3. 左サイドバーの「メンバーディレクトリ」をクリックし、[IDP name]「グループ」を選択します。
  4. IDP グループを検索して選択します。
  5. 「チャンネル」タブをクリックします。
  6. 接続を解除したいチャンネルの横にある   (3 つのドットアイコン) をクリックします。
  7. 「チャンネルの接続を解除する」をクリックします。
誰がこの機能を利用できますか?
  • OrG オーナーOrG 管理者
  • Enterprise Grid プランで利用できます

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