OrG のエンタープライズモビリティ管理を有効にする

エンタープライズモビリティ管理 (EMM) — 別名モバイルデバイス管理 — を使えば、オーガナイゼーションでの会社のデータの使用状況やモバイル端末からのアクセス状況の管理がよりしやすくなります。


ステップ 1 : EMM プロバイダを選択する

Slack for EMM (Slack エンタープライズモビリティ管理) プロバイダーに接続し、アカウントの設定方法を調べます。現在、Slack は EMM プロバイダー数社(VMWare Workspace ONE UEM、MobileIron、Blackberry など)と協力し、サービスの互換性を確認しています。

Tip :Slack for EMM の モバイル端末の要件とインストール手順をチェックしてみましょう。


ステップ 2 : EMM をオンにする

オーガナイゼーションのモバイルセキュリティ設定を有効にしたい、または変更したい場合は、Slack に問い合わせください!その際、変更に必要となる以下の情報をお知らせください。

適用対象の選択

オーガナイゼーションのワークスペースへアクセスできるのは、承認済みのデバイスを使用するメンバーのみとなります。以下のオプションのどれかを選択します。

  • ゲストを除くすべてのメンバーに Slack for EMM アプリのアップデートが必要となります。ゲストはどのデバイスからもサインインが可能となります。
  • メンバー全員 (ゲストを含む) に Slack for EMM アプリのアップデートを必須とし、承認されたデバイスからのみ Slack へのアクセスを許可します。
  • ゲストを含め、メンバー全員が、通常の Slack アプリまたは Slack for EMM アプリを使用でき、どのデバイスでもサインインできるようにします。

注 : Slack for EMM アプリの使用が義務づけられているメンバーは、12 時間以内にアプリを切り替える必要があります。12 時間が経過すると、モバイルアプリからサインアウトされます。


ステップ 3 : 追加設定を行う

OrG のデータをさらに保護するために、AppConfig のキー / 値のペアを使い、管理対象のモバイルデバイスで次の設定を有効にできます。

色の意味 Description 価値
WhitelistedDomains Slack for EMM アプリで、メンバーが社内のワークスペースにのみアクセスできるようにします。 ワークスペースまたは OrG の URL の最初の部分となります。たとえば、acme.enterprise.slack.com の場合は、「acme.enterprise」と入力します。
DisableCopy 管理対象のモバイルデバイスでメンバーがコンテンツをコピーできないようにします。 はいまたはいいえ
BrowserControl 必須のモバイルブラウザを使用してサインインし、Enterprise Grid のリンクにアクセスするように、メンバーに義務付けます。

必須のブラウザの名称 :

Web@Work
Workspace One
Microsoft Edge
Blackberry Access
Chrome


メンバーへの影響

  • 設定内容により、メンバーには Slack for EMM アプリへの切り替えが促されます。
    インストール後、メンバーはシングルサインオン認証情報でサインインできます。
  • 設定内容により、管理対象外のデバイスからの OrG へのアクセスができなくなります。
    Slack for EMM の使用が必須の場合、管理対象外のデバイスを使用しているメンバーには認証されたデバイスの使用を要求する画面が表示されます。 
誰がこの機能を利用できますか?
  • OrG オーナーOrG 管理者
  • Enterprise Grid プラン

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