canvas 共有、セキュリティ、アクセス
canvas を作成することで、一緒に仕事をする人と情報を共有できます。一方で、全員を対象としていない情報もあります。canvas の共有や権限の割り当て、canvas にアクセスできるメンバーについて、詳細をご覧ください。
アクセス権限について理解する
チャンネルまたは DM canvas
独立した canvas
チャンネル canvas
- ワークスペースのメンバーは、パブリックチャンネルの canvas をすべて閲覧することができます。プライベートチャンネルの canvas を閲覧するには、そのチャンネルのメンバーである必要があります。
- チャンネル canvas を編集できるかどうかは、そのチャンネルにおけるメンバーの投稿権限とチャンネルマネージャーが設定した権限によって決まります。
DM canvas
- ダイレクトメッセージ(DM)canvas は、DM のメンバーのみが閲覧できます。
- DM またはグループ DM のメンバー全員が、DM canvas を編集できます。
埋め込み canvas
- 会話の canvas にほかの canvas を埋め込むには、リンクをペーストするか、 プラスアイコンをクリックして canvas を挿入します。canvas を埋め込むと、会話のメンバー全員に「閲覧可能」と「編集可能」権限のどちらを設定するかの選択を促すプロンプトが表示されます。
- メンバーが埋め込み canvas を編集できるかどうかは、割り当てられている権限によって異なります。
以下の権限は、個人、チャンネル全体、ワークスペース全体、または Enterprise Grid OrG 全体に、一般的なアクセス権限として適用することができます。
-
制限付き(デフォルト)
制限付き canvas は、共有されていないメンバーの検索や 「canvas」タブに表示されません。制限付き canvas がパブリックチャンネルで共有されている場合、ワークスペースまたは OrG 内のすべてのメンバーが閲覧できます。 -
閲覧可能
閲覧権限を持つメンバーは、canvas を読むことができますが、変更を加えたりコメントを追加したりすることはできません。canvas がパブリックチャンネルで共有されている場合、ワークスペース内の全員が閲覧できます。 -
編集可能
編集権限を持つメンバーは、canvas を読んだり、変更を加えたり、コメントを追加したりすることができます。編集権限を持つメンバーは、canvas のオーナーが共有を制限していない限り、ほかのメンバーに閲覧権限または編集権限を割り当てることができます。 -
共有制限
canvas のオーナーのみが、閲覧権限および編集権限をほかのメンバーに付与することができます。共有制限が有効になっている canvas にアクセスできるメンバーは、その canvas の閲覧または編集はできますが、アクセス権をほかのメンバーに付与することはできません。
注 :canvas がパブリックチャンネルで共有された場合、一般的なアクセス権限が「制限付き」に設定されていても、ワークスペースまたは OrG 内の全員がその canvas を見つけて閲覧することができます。
共有を制限する
独立した canvas のオーナーは、編集権限を持つメンバーが閲覧権限や編集権限をほかのメンバーに付与できないように、共有を制限することができます。「あなただけが共有できます」が有効になっている場合は、canvas のオーナーのみがアクセス権限を付与できます。オーナーと管理者は、すべての canvas で共有制限を有効にすることもできます。
- canvas で、 「共有」をクリックします。
- 「一般」タブをクリックし、「あなただけが共有できます」のチェックボックスにチェックをつけるか外します。
- 「保存する」をクリックします。
canvas オーナー以外のメンバーが、共有制限が有効になっている canvas のリンクをパブリックチャンネルで共有した場合、その canvas は、canvas オーナーがアクセス権限を付与していないメンバーには表示されません。一方、canvas オーナーが canvas をパブリックチャンネルで共有した場合、その canvas はすべてのメンバーに表示されます。アクセス権限のないメンバーは、canvas を閲覧または編集する権限を canvas オーナーに求めることができます。
リクエストを管理する
canvas へのアクセス権限が付与されていないメンバーは、アクセス権限をリクエストする必要があります。いずれかのメンバーがアクセス権限をリクエストすると、Slackbot から canvas オーナーに DM が送信され、canvas オーナーはアクセス権限を許可するか、リクエストを拒否することができます。
- リクエストが届いたら、Slackbot からの DM を開き、確認します。
- 「編集権限を付与する」、「閲覧権限を付与する」を選択するか、「無視」を選択してリクエストを拒否します。
canvas を共有する
チャンネルまたは DM canvas
独立した canvas
デフォルトでは、チャンネルの投稿権限を持つメンバーなら誰でもチャンネル canvas を編集できます。チャンネルマネージャーは、チャンネルマネージャーにのみ編集権限が許可されるように制限できます。
- デスクトップから、canvas の編集権限を調整するチャンネルを開きます。
- 会話のヘッダーのチャンネル名をクリックします。
- 「設定」タブをクリックします。
- 「投稿権限」の横にある「編集」をクリックします。
- チャンネル canvas を編集できるメンバーを選択します。
- Save Changes (変更を保存する) をクリックします。
canvas を共有する際には、一般的なアクセス権限を設定し、特定のメンバーやチャンネルを追加して、どのようなアクセス権限を付与するかを決定します。このオプションが表示されない場合は、編集権限がないか、共有が canvas オーナーに制限されている可能性があります。
一般的なアクセス権限を設定する
デフォルトでは、作成した独立した canvas は「制限付き」となり、共有したメンバーのみがこの canvas を見つけて閲覧することができます。canvas に設定した一般的なアクセス権限は、canvas ブラウザで canvas を見つけたメンバー、または canvas へのリンクを受け取ったメンバー全員に適用されます。
- canvas で、 「共有」をクリックします。
- 「一般」タブをクリックして、「制限付き」、「閲覧可能」、「編集可能」のいずれかを選択します。
- 「保存する」をクリックします。
メンバーとチャンネルを追加する
canvas を共有する際には、特定のメンバーを追加して、そのメンバーに閲覧権限または編集権限を付与するかどうかを選択することも、特定のチャンネルを追加して、そのチャンネル内の全員に同じ権限を付与することもできます。
- canvas で、 「共有」をクリックします。
- canvas を共有するメンバーまたはチャンネルの名前を入力して、「閲覧可能」または「編集可能」のどちらの権限を付与するかを選択します。
- 必要に応じてメッセージを追加し、「共有」をクリックします。
Tip : モバイルから canvas を共有するには、 (3 つのドットアイコン)をタップして 「Slack で共有する」をタップします。
アクセス権限を取り消す、または調整する
チャンネルまたは DM canvas
独立した canvas
チャンネル canvas または DM canvas を最後に編集したメンバーは、その canvas をロックして、ほかのメンバーが変更できないようにすることができます。
- デスクトップから、チャンネルまたは DM の canvas アイコンをクリックして canvas を開きます。
- (3 つのドットアイコン)をクリックして、「設定」を選択します。
- 「canvas の編集をロックする」の横にあるボックスにチェックを入れて、「保存」をクリックします。
注:その会話で投稿権限を持つ人なら、誰でも canvas のロックを解除して編集できます。
canvas の編集権限を持っているメンバーは、その canvas が共有されているメンバーまたはチャンネルについてアクセス権限の取り消しや調整を実施できます。このオプションが表示されない場合は、編集権限がないか、共有が canvas オーナーに制限されている可能性があります。
- デスクトップの canvas から、「共有」をクリックします。
- チャンネルのアクセス権限を変更するには、「チャンネル」タブをクリックします。個人のアクセス権限を変更するには、「ユーザー」タブをクリックします。
- 現在のアクセスレベルをクリックしてから、「編集可能」、「閲覧可能」、または「削除」を選択します。
- 「保存する」または「アクセス権を削除する」をクリックして変更を確定します。
canvas へのリンクを送信する
canvas へのリンクをコピーしてメッセージで送信するか、別の canvas にペーストして埋め込みます。canvas へのリンクを送信すると、一般的なアクセス権限と、canvas オーナーが共有を制限しているかどうかに基づいて、canvas の閲覧権限がメンバーに付与されます。
- デスクトップの canvas で (3 つのドットアイコン)をクリックします。
- 「リンクをコピー」をクリックします。
- リンクをメッセージにペーストし、そのメッセージを送信して canvas を会話のメンバーと共有します。
ユーザー種別に応じたアクセス権限
以下の表では、canvas の共有の有無、canvas にアクセスするメンバーの役割、および canvas の「編集可能」権限の有無に基づいて、canvas に対して実行できるアクションについて説明します。
パブリックチャンネル
チャンネルまたは DM canvas
独立した canvas
✔ はい
★ はい(canvas が作成されたチャンネルにメンバーが参加している場合)
◼ はい(メンバーが対象のチャンネルに参加しており、投稿権限を持っている場合)
表示 | 編集 |
アクセス権限を付与する |
|
OrG オーナー / OrG 管理者 | ✔ | ★ | ✔ * |
オーナー / 管理者 | ✔ | ◼︎ | ✔ * |
チャンネルマネージャー | ✔ | ✔ | ✔ |
メンバー | ✔ | ◼︎ | |
ゲスト | ✔ | ◼︎ |
✔ はい
★ はい(canvas が共有されたチャンネルにメンバーが参加している場合)
◼ はい(メンバーが「編集可能」権限を持っている場合)
表示 | 編集 |
アクセス権限を付与する** |
|
canvas オーナー | ✔ | ✔ | ✔ |
OrG オーナー / OrG 管理者 | ✔ | ◼︎ * | ◼︎ |
オーナー / 管理者 | ✔ | ◼︎ * | ◼︎ |
メンバー | ✔ | ◼︎ | ◼︎ |
ゲスト | ★ | ◼︎ | ◼ |
注 :パブリックチャンネルで canvas を共有すると、ワークスペースまたはオーガナイゼーション全体で canvas を見つけて表示できるようになります。
プライベートチャンネル
チャンネルまたは DM canvas
独立した canvas
✔ はい
★ はい(canvas が作成された会話にメンバーが参加している場合)
◼ はい(メンバーが対象の会話に参加しており、投稿権限を持っている場合)
表示 | 編集 |
アクセス権限を付与する |
|
OrG オーナー / OrG 管理者 | ★ | ◼︎ | ✔ * |
オーナー / 管理者 | ★ | ◼︎ | ✔ * |
チャンネルマネージャー | ✔ | ✔ | ✔ |
メンバー | ★ | ◼︎ | |
ゲスト | ★ | ◼︎ |
✔ はい
★ はい(canvas が共有された会話にメンバーが参加している場合)
◼ はい(メンバーが対象の会話に参加しており、「編集可能」権限を持っている場合)
表示 | 編集 |
アクセス権限を付与する** |
|
canvas オーナー | ✔ | ✔ | ✔ |
OrG オーナー / OrG 管理者 | ★ | ◼︎ * | ◼︎ |
オーナー / 管理者 | ★ | ◼︎ * | ◼︎ |
メンバー | ★ | ◼︎ | ◼︎ |
ゲスト | ★ | ◼︎ | ◼︎ |
Slack コネクト
Slack コネクトの会話内の canvas には、参加中のワークスペースまたは OrG のその他の canvas と同じアクセス権限の原則が適用されます。Slack コネクトで外部の人と canvas を共有する際に、閲覧と編集のどちらの権限を付与して共有するかを選択できます。
チャンネルまたは DM canvas
独立した canvas
✔ はい
★ はい(canvas が作成された会話にメンバーが参加している場合)
◼ はい(メンバーが対象の会話に参加しており、投稿権限を持っている場合)
表示 | 編集 |
アクセス権限を付与する |
|
OrG オーナー / OrG 管理者 | ★ | ✔ | ✔ * |
オーナー / 管理者 | ★ | ◼︎ | ✔ * |
チャンネルマネージャー | ✔ | ✔ | ✔ |
メンバー | ★ | ◼︎ | |
ゲスト | ★ | ◼︎ | |
外部の人 | ★ | ◼︎ |
✔ はい
★ はい(canvas が共有された会話にメンバーが参加している場合)
◼ はい(メンバーが対象の会話に参加しており、「編集可能」権限を持っている場合)
表示 | 編集 |
アクセス権限を付与する |
|
canvas オーナー | ✔ | ✔ | ✔ |
OrG オーナー / OrG 管理者 | ★ | ◼︎ | ◼︎ |
オーナー / 管理者 | ★ | ◼︎ | ◼︎ |
メンバー | ★ | ◼︎ | ◼︎ |
ゲスト | ★ | ◼︎ | ◼︎ |
外部の人 | ★ | ◼︎ |
注 : Slack コネクトでは、canvas に対するアクセス権限が付与されているメンバー全員が canvas を共有できます。ただし、canvas を作成したオーガナイゼーションのメンバーが、ほかの外部の人に閲覧権限を割り当てる必要があります。
- すべてのメンバーとゲスト
- チャンネル canvas および DM canvas はすべてのプランで利用できます
- 独立した canvas は有料プランで利用できます