プライバシーに関するよくある質問

Slack は、顧客の皆さまがデータとプライバシーに関する義務を遵守するために必要な情報とツールを提供することをお約束しています。 以下では、プライバシーポリシーと特定のデータ保護法に関連するリソースを紹介しています。

ワークスペースの設定

ワークスペースの設定ページは、メンバーが参加しているワークスペースに関する情報を一括で確認できるスペースです。このページで確認できる項目は以下のとおりです。

  • ワークスペースのオーナーおよび管理者とその連絡先情報
  • ワークスペースが利用しているプラン
  • メッセージとファイルの保存ポリシー
  • 利用可能なデータエクスポート手段

 💡 詳しくはワークスペースの設定ページを参照してください。 


Slack アカウントを削除する

メンバーが Slack ワークスペースから完全に退会する場合、アカウントを解除できます。さらに、ワークスペースのオーナーに、自分のプロフィール情報の削除を依頼できます。 


ワークスペースを削除する

ワークスペースのプライマリーオーナーによって、ワークスペースを削除することが可能です。詳しくは、ワークスペースを削除するのページとセキュリティプラクティスを確認してください。


ワークスペースのオーナーの権限を譲渡する 

ワークスペースのプライマリーオーナーは、ワークスペースのオーナーの権限を譲渡することが可能です。 


メッセージとファイルの保存ポリシーに関して

すべてのワークスペースにおいて、投稿された全メッセージとファイルは、デフォルトの保存設定によりワークスペースが存在する限り Slack に保存されます。 

有料プランでは、ワークスペースのオーナーが保存ポリシーをカスタマイズできます。メッセージとファイルの保存期間を自由に変更したり、また変更や削除ログをすべて保存するよう設定することもできます。


メッセージの編集と削除ログに関して

フリープランを利用するワークスペースでは、メッセージの編集は自由にできますが、保存されるのは編集後のメッセージのみとなります。有料プランを利用するワークスペースの場合は、ワークスペースのオーナーと管理者によって、編集に関するすべてのログを保存するよう設定することが可能です。自分のワークスペースの設定内容は、ワークスペースの設定ページから確認できます。 


データストレージに関して

ワークスペースのデータはどこに保存されるのですか?

Slack は Amazon Web Services(AWS)をホスティングサービスとして利用しており、現在は米国とヨーロッパにあるデータセンターを使用しています。各 Slack ユーザーに適用されるデータセンターのホスティング場所は、そのユーザー所属のオーガナイゼーションが Slack のデータレジデンシー機能を利用しているかどうかによって異なる場合があります。Slack のデータレジデンシー機能を使用することで、グローバルに展開するチームは特定の種類のデータを保管する地域を選択できるようになります。もっと詳しくは、Slack のデータレジデンシー機能を参照してください。


GDPR により、EU 域内で取得された個人データは EU 域内に留まるよう義務付けられますか?

GDPR は、EU 域内のデータが EU 域外へ移転することを完全に禁止するものではありません。Slack のデータ処理に関する合意および欧州連合のモデル条項により、EU 域外への個人データの移転について GDPR の遵守を引き続き保証します。


Slack に保存されたデータはどのくらいセキュアですか?

Slack では、皆さまがチームの利用環境を自分で管理できるツールを提供しながらも、私たちのインフラストラクチャが、セキュアかつ冗長な、安定した構造を常に確保できるよう、尽力しています。皆さまの組織の大切なデータを保護するため、業界の標準を超えるセキュリティを自信をもって提供しています。私たちのセキュリティプラクティスと認定は、ホームページでご覧ください。


データは暗号化されていますか?

Slack は、転送中と保存時のデータ暗号化を提供しています。詳しくは、Slack のセキュリティへのアプローチを参照してください。


データのエクスポートとその所有権に関して

ワークスペースに投稿されたデータの所有者は誰になりますか?

ワークスペースに投稿されたコンテンツすべては、ユーザーの皆さまが所有し、管理します。Slack は顧客の代理として顧客データを取り扱います。


Slack のエクスポートツールにはどのようなものがありますか?またそれらを利用できるのは誰ですか?

  • すべてのプラン
    どのプランでも、ワークスペースのオーナーと管理者は、パブリックチャンネルのすべてのデータ(メッセージとファイル)をエクスポートできます。 
  • フリープランとスタンダードプラン
    すべてのチャンネルと会話のデータをエクスポートするオプションは、フリープランとスタンダードプランをご利用のワークスペースで、条件を満たした場合に限り使用可能です。このエクスポートを利用するためには、ワークスペースのオーナーは以下をもって Slack へ申請する必要があります。(a)政府機関もしくは規制当局による有効かつ拘束力のある要求(命令)書(b)メンバーの同意書(c)適切な法律および規定に基づく請求・権利であることの証明。
  • プラスプラン
    ワークスペースのオーナーは、すべてのチャンネルと会話を対象としたデータエクスポートをリクエストできます。このエクスポートには、プライベートチャンネルとダイレクトメッセージも含まれます。 
  • Enterprise Grid と一部の Slack プラン
    OrG オーナーはすべてのチャンネルと会話を対象としたデータエクスポートを申請できます。このエクスポートには、プライベートチャンネルとダイレクトメッセージ、およびシングルユーザーが参加した会話すべてが含まれます。また、Discovery API を使用することにより、資格のある Slack のユーザーは、Slack に送信されたメッセージとファイルのエクスポート、保持、アーカイブをサードパーティー製アプリケーションを介して実行できます。これには Enterprise Grid の OrG に統合されたメッセージとファイルも含まれます。

💡 もっと詳しくは、Slack のインポート/エクスポートの手段のページを参照してください。 


Slack の個人情報を削除するにはどうしたらいいですか?

メンバーが Slack ワークスペースから完全に退会する場合、アカウントを解除できます。さらに、ワークスペースのオーナーに、自分のプロフィール情報の削除を依頼できます(この処理のために、ワークスペースのオーナーは Slack に連絡できます)。 

メンバーがアカウントを解除する前に、自分の名前やメールアドレスなどのプロフィール情報を自分で削除することもできます。ワークスペースの設定によっては、自身が投稿したメッセージやファイルを自分で削除することも可能です。編集や削除の設定に関して質問がある場合は、自分が参加するワークスペースのオーナーまたは管理者に問い合わせてください

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