Slack のフェアビリングポリシー

Slack 以外の大部分の企業向けソフトウェアの料金プランでは、チームのユーザー数をもとに請求が行われ、実際にソフトウェアを使用しているユーザー数は考慮されません。Slack では、実際にご利用いただいた分のみを請求の対象にするべきだと考えています。

概要

  • Slack のフェアビリングポリシーは、Slack ウェブサイト経由で購入され、お支払いにクレジットカードまたはセルフサービス銀行振込を利用している Slack プランとアドオンに適用されます。これには、Slack AI アドオンも含まれます。
  • ワークスペースで有料プランを購入すると、アクティブメンバーの全員に対して請求が行われます。 
  • ワークスペース内のアクティブメンバー数に変更があった場合、次回の請求明細書はその変更分が反映された形で作成されます。支払い済みのメンバーがアクティブでなくなった場合は、未使用の時間に応じた日割りの Slack クレジットポイントがアカウントに付与され、次回の請求明細書に反映されます。
  • すべてのメンバーが非アクティブになった場合は、Slack のフリープランにダウングレードしない限り、最低料金としてメンバー 1 人分の料金が請求されます。


メンバーの使用分に対する請求方法

有料プランでは、ワークスペースで Slack をアクティブに使用しているメンバー全員が請求の対象となります。特定の種類のメンバーは有料ですが、ほかは無料です。

お支払済み

  • ワークスペースのオーナー
  • ワークスペースの管理者
  • 通常メンバー
  • マルチチャンネルゲスト

フリープラン

  • シングルチャンネルゲスト
  • ボット

注 :招待されたメンバーが招待を承諾してワークスペースに参加すると、このメンバーはその日以降、アクティブメンバーとして請求されます。


請求締め日前に新しいメンバーを追加する

有料プランを利用中のチームが請求締め日前に新しくメンバーを追加した場合、新規メンバーに関しては、実際の利用時間のみが請求対象となります。利用時間については Slack が把握し、適正に請求します。 

  • クレジットカードで月払いを選択している場合、新規メンバーに関しては、そのメンバーを追加した翌月に日割り計算された料金が請求されます。 
  • クレジットカードで年払いを選択している場合、新規メンバーに関しては、そのメンバーを追加した月の月末に次回更新日までの残日数で日割り計算された料金が請求されます。 
  • 年額の銀行振込による支払いを選択しているものの、ワークスペースのメンバー数が支払い済みの人数を超えてしまった場合は、Slack の方で四半期ごとに差額料金を算出し、未払残高分の請求書をお送りします。

月払いでプロプランを利用しているワークスペースの場合、メンバー 1 人あたりの料金は $8.75 USD です。請求期間の 10 日目に新しいメンバーを追加しました。その月の請求期間は、あと 20 日残っています。


料金の請求方法

新しく追加したメンバーの料金を日割り計算するには、メンバー 1 人あたりの月額料金をその月の日数で割った数に、その月の残日数を掛けます。式は次のとおりです。(8.75 ドル ÷ 30 日) x (20 日) = 5.83 ドル

Slack アドオンの請求額の計算(例 : Slack AI)も同様に扱われることにご注意ください。


請求書への非アクティブ / 解除されたメンバーによる影響

有料プランのメンバーは、Slack の利用状況がアクティブである場合のみ請求対象となります。Slack は非アクティブメンバーを自動的に検知します。非アクティブメンバーが検知されると、日割りの Slack クレジットポイント* がアカウントに付与されます。Slack クレジットポイントは、ワークスペースへの新しいメンバーの追加時や、次回の契約更新時といった、今後の支払いに適用されます。

月払いでプロプランを利用しているワークスペースの場合、メンバー 1 人あたりの料金は 8.75 ドルです。請求期間の 15 日目に、あるメンバーが解除されました。その月の請求期間は、あと 15 日残っています。


Slack クレジットポイントの付与方法

Slack クレジットポイントを日割り計算するには、メンバー 1 人あたりの月額料金をその月の日数で割った数に、その月の残日数を掛けます。式は次のとおりです。(8.75 ドル ÷ 30 日) x (15 日) = 4.38 ドル

Slack アドオンの Slack クレジットポイントの計算(例 :Slack AI)も同様に扱われることにご注意ください。


非アクティブなメンバーアカウントとアクティブなメンバーアカウントの比較

メンバーがアクティブまたは非アクティブかを判断する際の Slack の基準と、その判断結果による請求金額への影響について、以下の表に概要をまとめました。 

アカウントアクティビティ ステータス 請求金額への影響

メンバーが Slack を 28 日以上利用していない場合

非アクティブ 請求期間中に利用されなかった日数分の Slack クレジットポイントが、Slack アカウントに払い戻されます

非アクティブなメンバーが Slack を再び使用し始めた場合

アクティブ

ステータスの変更が自動で検知され、請求締め日までの残日数分の日割額が請求されます

ワークスペースのオーナーまたは管理者によって、メンバーが解除された場合

非アクティブ

請求期間中に利用されなかった日数分の Slack クレジットポイントが、翌日に Slack アカウントに払い戻されます

解除されたメンバーが、ワークスペースのオーナーまたは管理者によって復活させられた場合

アクティブ ステータスの変更が自動で検知され、請求締め日までの残日数分の日割額が請求されます

* Slack クレジットポイントには貨幣価値や交換価値がなく、譲渡や返金はできません。また、クレジットポイントはチームの有料プランの終了に伴い失効します。


クレジットカードへの請求日

お使いのクレジッドカードへの Slack からの請求は、有料プランを購入した日に確認できます。Slack からのその他の請求のタイミングは以下の通りです。

  • 月払いの場合は、毎月の更新日
  • 年払いの場合は、毎年の更新日
  • 年払いを選択しているものの、新しいメンバーを追加したために未払残高がある場合は、その月の末日

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