Slack AI を使用してワークフローを作成する

ワークフロービルダーを使うと、Slack での定型的なタスクとプロセスを自動化できます。Slack AI を活用してワークフローを構築したり、Slack AI ステップをワークフローに追加してチャンネルの要約を自動的に生成させたりすることができます。 

ワークフローを初めて使用する場合は、Slack ワークフローとはのチュートリアルで概要を確認してください。

Slack AI を使用してワークフローを作成する

Slack AI を使用してワークフローを作成する際には、「チャンネルに新しく参加したメンバーに歓迎メッセージを送信する」などの簡単な自然言語プロンプトを記述すると、Slack AI によってカスタマイズ可能なワークフローが生成され、公開できます。

ステップ 1 : ワークフロービルダーを開く

1. デスクトップで、 「その他」にマウスポインターを重ね、「自動化」を選択します。
   
2. 右上の  「新しいワークフロー」をクリックします。

ステップ 2 :プロンプトを作成する

新しいワークフローを作成する時、Slack AI を有効に活用するオプションがあります。あらかじめ記述されたプロンプトを選択することも、独自のプロンプトを記述することもできます。

1.  「Slack AI」セクションで、リストからプロンプトを選択するか、独自のプロンプトを記述します。ヒントになる例をいくつか挙げます。 
   
     リンクから
   「誰かがリンクをクリックしたら、フォームでのフィードバックを求め、そのフィードバックを #proj-feedback で共有して」
   
       スケジュールに基づく
   「毎週木曜日の午前 10 時に、#proj-feedback の過去 7 日間のフィードバックを要約し、#feedback-summary に送信して」
   
       絵文字リアクションが使用された時
   「#help で ✅ のリアクションがあったらメッセージを送信して」
   
       誰かがチャンネルに参加した時
   「#onboarding の新しいメンバーを歓迎して、自己紹介するように頼んで」
2.  （紙飛行機アイコン）をクリックして、プロンプトを送信します。Slack AI がワークフローの作成を開始します。

注 :Slack AI を使用してワークフローを作成する際、「リスト項目が更新された時」または「Webhook から」のトリガーを使用することはできません。

ステップ 3 :ワークフローをカスタマイズして公開する

1. AI によって生成されたワークフローを確認します。必要に応じて、ステップを追加、削除、編集してワークフローをカスタマイズできます。
2. 準備ができたら「完了」をクリックします。ワークフローの詳細と権限を確認してから、「公開」をクリックします。

注 :デフォルトでは、メンバーは Slack AI を使用してワークフローを作成できます。管理者は、ワークフローを使用できるメンバーを限定することにより、この操作を制限することができます。

ワークフローステップを使ってパブリックチャンネルを要約する

チャンネルの要約を自動生成するには、「パブリックチャンネルを要約する」ステップを使ってワークフローを構築できます。要約が生成されると、ワークフローによって Slack AI の要約をチャンネルに送信したり、後で参照できるように canvas に追加したりできます。

1. デスクトップで、 「その他」にマウスポインターを重ね、「自動化」を選択します。
   
2. 右上の 「新しいワークフロー」をクリックします。
3. ワークフローの開始方法を選択した後、
    「Slack AI」を探して選択し、 「パブリックチャンネルを要約する」ステップを選択します。
4. 要約するチャンネルを選択してから、期間を選択し、「保存」をクリックします。
5. 要約をメッセージとして送信する場合は、 「メッセージ」を探して選択し、「チャンネルへメッセージを送信する」を選択します。要約を canvas に追加する場合は、 「canvas」を探して選択し、「canvas を更新する」を選択します。
6. プロンプトに従ってステップを設定してから、 「変数を挿入する」をクリックし、「要約」を選択します。
7. 「保存する」をクリックします。
8. 必要に応じて、ワークフローにさらにステップを追加します。公開する準備ができたら「完了」をクリックします。
9. ワークフローの詳細と権限を更新してから、「公開」をクリックします。

ユーザーがワークフローを使用すると、指定された canvas またはチャンネルに要約が表示され、アクセス権を持つすべての人が、Slack 内のどこででも共有できます。

誰がこの機能を利用できますか？

• メンバー全員 (デフォルト)
• 有料プランで Slack AI アドオンによって利用可能